十人十色詩

作者の日常を綴ったもの。小説やゲームなどの話題あり。
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うるう年計画、実行やっていい感じ

※桃月さんへ。お久しぶりです。


「白き世界にて――0-ta-kuの実体」

真っ白な空間。それが第一印象な、白き世界。
全てを塗りつくし、失くしていくもの。

一寸先は闇。敵によって、導かれた場所に俺は不安を抱く。
落ちつくことができずに、地べたに座っている二人――ビィと露の元へ歩み寄る。

「……閉じ込められましたね」 「やってくれるじゃないの」

対称的な二人の会話。
ぼそりと呟くドールと、声が弾む野球帽の女。
銀兎――ピエタス・ミラーの変身が解かれていた。

スポーツウェアの姿の彼女は立ち上がり、辺りを見回す。
目を細めて、手がかりをくまなく探す。
無意識というべきか。右手を強く握りしめている。

「脱出口はあるのか?」 「いいえ」
俺の問いかけに、露は否定をした。そう言うものの、俺たちから離れた。

違和感が、気になるのだろう。
足元や目の前を、警戒しながら手探りをしている。

少しずつ歩行をする露の肩に、見えない壁が当たった。
身体が吹き飛ばされ、後ろへ倒れた。

露は受け身をし、腹筋だけで起き上がる。反射神経の良い女だ。
ピエタス・ミラーに変身しなくとも、生身でも戦える力を備えている風に見える。

ビィが彼女の元へ駆けつけ、手を差し伸べる。
無表情のまま、気遣いの言葉をかける。

「露さん、お怪我はありませんか?」 「……心配ないわ。びっくりしただけ」
小さな手を掴み、腰を上げて、ゆっくりと立ち上がる。

俺は二人の前を通り過ぎ、先ほど露が飛ばされた場所に移動する。
恐る恐る手を伸ばした――刹那。
振動と同時に、体全体に衝撃波を食らった。

「くっ……!?」
反対側の腕でガードをするが、向こうの力が巨大過ぎた。

「うわああああああああっ!」
両足が宙に浮き、背後へ一直線で飛ばされた。
地面に落下しそうなところに、露が疾走し、俺の身体を両腕で受け止める。

背中に当たるものに、俺は驚愕した。
なぜならば、胸元にあるはずのものが……ないっ!

「お前……まさか……」 密着しているのを忘れ、掠れ声で。

次の言葉を発する前に、首が露の右腕によって圧迫される。
俺は息もできずに、もがき苦しむ。耳元で囁く、威圧感のある脅迫。

「――言ったら、魔術展開させないように、お前の首をへし折ってやる」
女言葉ではなく、男言葉としてであった。

し、死ぬわーーーーーーーー!
そう訴えたいが、格闘術のプロ並みに、露の力が強い。

ビィは表情を変えずに、俺と露を比べ、爆弾発言を述べる。

「仲が良いのですね。
いっそのこと、お付き合いしたらどうでしょうか?」

これのどこが、仲が良いという解釈になるんだーーーーーーーー!


意外なところに、ばれてしまいました。次もオタクのターンで。
リュウさん、がんばっ!
【 2012/10/15 (Mon) 】 コラボ小説 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

両性こたつむり

Author:両性こたつむり
「君が望む世界詩」の管理人です。
ロマサガ2、ダイ大などの二次小説を書いていますが、FTやSFなどのオリジナル小説も書いております。

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